ウィルキンソンブリッジ続報。

みなさんこんにちは、ギタリストの浅見出です。


Wilkinson by Gotohのトレモロブリッジ、VSVGを愛用のストラト(Fender USA 62 Stratocaster 97)にインストールして約2週間。あれからいろいろと弾き込んで分かってきたので続報をレポートします。


個人的にはかなりポジティブな変化で最高です!


まず、ウィルキンソンブリッジの売りでもある、ブリッジサドルをロックして固定するという機構。おそらくこれが大きく作用しているのではないかと思うのですが、とにかく鳴りが良くなりました!


18年くらい弾き込んでいるので、元々鳴りは良いのですが、何というか、もっとボディ全体で鳴っていると言うのかな、サウンドの帯域、レンジが拡がったような感じがします。これはアンプに繋いでも顕著で、倍音構成の変化でしょうね、トレブルの出方が変わって特に巻き弦の感じがよりストラトらしいみずみずしい響きになりました。なんて言うかシングルコイル・ピックアップの良さがより際立つようなサウンドになりましたよ。6点支持のブリッジと言うのもあるのかもしれませんが、予想に反してモダンなサウンドにはほとんどならず、楽器本来の木材の鳴りを際立たせるという結果に。これは嬉しい誤算で素晴らしい!


次にアーミング。まずセッティングした時点でも感じて以前のブログにも書いたと思うのですが、バランスが本来に素晴らしい!


トレモロブリッジはアームバーを差す部分もあるし、左右非対称なわけで、さらに弦は6本全て太さが違うので同じテンションはかからないのですが、このウィルキンソンブリッジはとてもバランスが良くて、なんとどう言うわけか左右に同じテンションがかかっているようです!これ、理由不明なんですよ笑。持ってみて左右で重さが違ったりしていた記憶もないし、せいぜい弦を通す穴が直線になっていない事くらいしか分からないのです。それだけであんな素晴らしいバランスだったら誰もがやるしなぁ。このバランスの良さは個人的にはちょっと驚異的なほど。だけど、これを分かってくれる人は少なそうだなぁ苦笑。ワタクシのしている素晴らしいトレモロの調整方法はとある検索で見つけたものなのでここには書けませんが、興味のある方は検索するか、お気軽に私へ直接聞いて下さいね。


肝心のアーミングですが、これまたヌルヌルで最高です笑。これ、6点支持のシンクロナイズド・トレモロとしては個人的に過去最高。これ、結局は上に書いたバランスの良さなんだろうなぁ。チューニングに関しては、ペグやナットに問題がなければ普通のシンクロナイズド・トレモロでもきちんと調整してあげれば一般的な、普通の使い方程度ならほとんど狂わないので、もちろんこのウィルキンソンのトレモロも問題なしですね。しっかし、スムーズなアーミングなこと。惚れ惚れします。


唯一、期待と裏腹だったことは弦落ちに対する効果。


以前の11.3mmから、このウィルキンソンブリッジは10.8mmの弦間ピッチに変わったわけですが、これはまあ、気休め程度しか効果はなしかなぁ。若干良くなった感じはあるけど、激しいプレイではやはりある時はある、と言った感じ。まあ、この弦落ちに関してはむしろ弦のゲージかな。ここ数年は.009だったのでそのうちまた.010にしてみよう。そしたらかなり改善される気がします。


そして見た目ですが、生徒さんとかも含めギタリストからすら誰にも気づかれない爆笑。やっぱそんなもんだよなぁ。「トラディショナルなストラトの見た目」とか買う前に少し悩んだ自分が笑える。変えてみて個人的にも見た目に違和感は全然ないです。


とにかくポジティブな変化だらけで最高のブリッジです!難点は、この素晴らしさがウィルキンソンの設計によるところなのか、Gotohの精度の高さなのか判断が付けられないところ。ひょっとしたら普通の6点支持のシンクロナイズド・トレモロでもGotoh製だったら同じように素晴らしい変化があるかもしれない、と言う予想は今の私には知る由もないことですね笑


あまりブリッジ交換する人はいないと思いますが、ウィルキンソンVSVGは本当に素晴らしいです。