由加さん音源の打ち込み、作曲、アレンジについて。

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室ギター講師の浅見です。


12日の浅見由加ソロコンサートへご来場の皆々様、誠にありがとうございました。


ワタクシ、当日はPAとして裏方業務でした。悪の組織とんそく団の襲来にピーマン男爵の登場と、子供たちも手に汗握る戦いのコンサートでした笑。ちゃんと倒されて良かった!


と、言った感じで、今回ワタクシは全ての曲のアレンジ、音源作成とオリジナル曲の作曲等をしたのでした。マイナーの一発モノからコンテンポラリーなボイシング、ペンタトニックからコンディミやホールトーンのシンメトリカル・スケール、グルーヴィな8ビートからポリリズム、ラテンからロック、ファンク、演歌まで!12音のキャンバスにいろいろと描いていきました。


まあ、アレンジなんてほとんど誰も聴いていなかったとは思うのですが笑、だからと言って適当に出来るほど器用でもないので全力でしたよ。こうやって由加さんのステージの作曲やアレンジをしていると、今まで、それこそ子供の頃から本当にたくさんの音楽を聴いてきて、それが全て今の私の中にあるんだな、と言うこと。自分の中の鉱脈を探してみると思わぬ音楽が出てくるのが分かります。その鉱脈さえ発見してしまえばあとは12音の世界。


リズムとハーモニーを適切に配置してあげるわけです。浅見由加さんのコンサートはコーラス以外は基本的に打ち込みなので、楽器の選択も大事です。打ち込みってなんでも出来るようで、なんでも出来ないんですよ。本物とかけ離れ過ぎていて使えない音も結構あるのです。具体的に言うとギターはほぼダメ。木管も結構厳しいので、そういった中での音色のチョイスが大事。


もう一つ大事なのがダイナミクス。ただ音を打ち込んでもダメで、音楽に魂を宿すのはダイナミクスです。


そして1番大事なのが由加さんのパーカッションと歌で、ここに人間のグルーヴがミックスされるわけです。我々はただカラオケで歌ってるのとはまた違うのですね。


と言う事で今回の作曲、アレンジ、打ち込みのお話でした。


悪の組織とんそく団はまた現れるのかなー!?ピーマン男爵はまた助けてくれるのかなー!?