エフェクターブックのTS特集買ったよ。

皆さんこんにちは、市川市のギター教室ギタリストの浅見出です。


この1年くらいずっとチューブスクリーマーブームなワタクシです。ブースターとしての使用はもちろんですが、私の演奏だと単体でも充分な歪みでとても重宝しています。


そんなところに先日、チューブスクリーマー特集の雑誌が発売!これは買うしかない!って事で購入してきました。


The Effector Book Vol.39


この雑誌、知ってはいましたが買うのは初めてでした。ちなみに前号はファズフェイス特集。何これ、私のための雑誌なんでしょうか?笑


とにかく、今回はチューブスクリーマー特集と言う事で購入したのですが、いやー、なかなかマニアックな内容で素晴らしい。まだ全部は読み込めていないのですが、マイク・フラー、ビヨン・ユール、ジョージ・トリップス、ジョシュ・スコットと言う稀代のエフェクター・ビルダーのインタビューと言うだけでも買う価値があるレベル。


個人的にはチューブスクリーマー・サウンドが聴ける名盤特集が非常に良かったです。SRVやマイケル・ランドウ、スコット・ヘンダーソンなんかはもちろんですが、意外とHR/HMの名盤やブリットポップなんかにも使われていてとても興味深い内容でした。


マニアックなオペアンプや周波数特性の記事とか、マニアック過ぎて読んでもチンプンカンプンな記事もあったのですが、アイバニーズのインタビューもあったりで総じて良い内容。まだこれからもっと読み込んでいきますが、結構永久保存版だなぁ。


何より私が思うのは、チューブスクリーマーってエレクトリックギターの美味しいところが出るんですよね。昨今の歪み系ペダルに比べてレンジが狭いって言い方も確かに出来るのですが、アンサンブルにおいてはむしろベースやボーカルと被らなくて良いんですよ。この本のいろいろなところでいろいろな方が言ってますが、私自身もまだまだしばらくはチューブスクリーマーブームが続くんだろうなぁ。


しかし、ジョージ・トリップスのインタビューで、「歴代チューブスクリーマーっつったってほとんど全部同じ。目つぶったらほとんどの人には聴き分けられないし、見た目に騙されてるんだよ」みたいな発言で爆笑。ジョージ・トリップスが1番ミュージシャンっぽいビルダーで好きになりました笑