超回復理論とギター練習

こんにちは、ギタリストの浅見出です。


最近は指に負荷を掛けるような練習をしています。もっと効率よく、自由に演奏出来るようになりたい。メタラーみたいに弾いてみたい笑


ところで、「超回復理論」って知っていますか??


超回復理論とは、筋肉に負荷を掛けて、その筋線維が回復したところが元々の筋肉よりも強くなっているので、そこの状態でトレーニングをするとより効率よく、無駄無く上達していける、と言うものです。とてもざっくりな説明。これは筋トレをはじめスポーツのトレーニングでの理論ですね。


でもギターの演奏も腕や指を使う以上、もちろん筋肉を使っているわけで当てはまると思うんですよね。まあ、ギターはスポーツのように激しくは動きませんが、やはり筋肉等を効率よく使えたら楽に、余裕を持った演奏が出来て、ダイナミクスやグルーヴによりフォーカスして演奏が出来ると思うのでテクニカルな部分の問題は出来る限り解決しておきたいものです。


で、最近は少し指(もしくは腕)に負荷を掛けるような練習をしています。


とは言っても単純な反復練習で、スケールやシンプルなコードの循環だったりなのですが、それを10分やって、3分休んで、みたいな感じで数セットやるようにしております。


大事なのは負荷はスピードや時間で掛けるのであって、あくまでも出来る限り脱力して良いフォーム、良いタッチで演奏するのです。そして、負荷は自分の筋肉の疲れ具合を良く観察しながらやり過ぎないこと。やり過ぎると単なる根性練習的になって筋線維が壊れてしまいますからね。そしてしっかりと負荷が掛かったらその後はなるべく使わずちゃんと回復するのを待つ。実際の超回復理論は回復に4872時間費やすそうですが、そうは言ってもギターではそこまでの負荷はかからないでしょうからね。私はせいぜい半日から1日の休みにしてます。


まだ始めて数日なのではっきり言って効果は分からないのですが、まあ、効果はありそうな気がするんだよなぁ。自分で良い感じだったら生徒さんたちにもやらせよう笑


さらなるスピードやパワー、そして持久力を手に入れてもっと自由に弾きたいなぁ。と、言うベーシックな部分のお話。


音楽家も身体を使っていると言う自覚を持たないといけない時代になりつつあるのです。