Dig That Crazy Christmas

こんにちは、ギタリストの浅見出です。


先日、今年の我が家のクリスマスの音楽にはJackson 5が届いたと書きましたが、実はもう1枚注文していたのでした。


Brian Setzer Orchestra / Dig That Crazy Christmas


と、言うブライアン・セッツァー・オーケストラのクリスマスアルバム!


ブライアン・セッツァーのギターを嫌いな人なんているのでしょうか?私はこういう風には弾かないですが、大好きです。そして個人的にグルーヴと言うとまずこのグループを思い出すのです。このバンドの事を良くネオ・スウィングなんて言いますが、まさに言い得て妙でカウント・ベイシーやデューク・エリントンと言った往年の素晴らしいビッグバンドを現代的にした素晴らしいバンド。アレンジも最高ですが、やはりブライアン・セッツァーのグルーヴィン、スウィンギンなギターが最高過ぎてとにかく気持ち良いわけです。


で、このクリスマス・アルバムです。BSOとしてはクリスマス・アルバムを3枚くらい出しているみたいですが、これはそのうちの1枚ですね。内容は定番クリスマスソングにスタンダードのクリスマスバージョン(歌詞をクリスマスバージョンに替えてある)、それにブライアン・セッツァーのオリジナル・クリスマスソング。どの曲もこれぞBSO!と言うようなゴキゲンなスウィンギン・アレンジです。ビッグバンドのゴージャスなサウンドとロカビリーなサウンドのバランスが最高です。セッツァーのギターは相変わらず素晴らしいサウンドで、ベースマンのアンプにローランドのテープエコーだったかな?それにトレードマークのグレッチなんでしょうね。もう最高。でもサウンドの鍵は絶対右手なんですけどね。グルーヴィなオルタネート・ピッキングですね。


ブライアン・セッツァー・オーケストラのアルバムは数枚持っていますが(ダーティー・ブギーは聴き過ぎるほど聴いた)、本当に外れなしでどれを聴いても名盤ですね。このアルバムもクリスマス時期だけなんてもったいないほどです。


すごいアルバムに出会えました。