Master 8のピックを試してみました。

こんにちは、ギタリストの浅見出です。


最近、巷で話題のピックをご存知ですか?私の生徒さんたちで、気づいただけでも軽々10人以上は持ち替えているのが、


Master 8 Japan


と、言うピック。今年(2017年)の春くらいからですかね?ちょこちょことこの、見慣れぬピックに持ち替える人が目に付くようになって、気づいたら結構な人数が持ち替えていました。皆それぞれ弾きやすくて音がクッキリして何か良い、との事。そんな話になる度に「ちょっと貸して!」なんて感じで少し弾いてみたりはしていたのですが、この間生徒さんが、


「こんなピック知ってます?弾きやすいですよ」


なんて言ってお土産にくれたので少し試してみました笑


ティアドロップ型の0.8mm1.0mm


軽く弾いてみた感想としては、確かに弾きやすくて音がクッキリ!音の粒がはっきりして、立ち上がりが鋭くなりますね。音の立ち上がりに関しては結構ダントツじゃないかなぁ?その割にトレブルは痛くなくてなんだかアコギのようなサウンドですね。


そしてとにかく弾いていて楽ですね。弦に対するピックの逃げ方なんかも絶妙です。素材なのかな、良く考えて作られてる。ロゴなんかが滑り止めの役割も果たしていて、握り心地は好みもあるだろうけど、良いですよ。また、一般的なフェンダーとかのティアドロップ型より少し大きいのですが、実際に弾いてみるとその違和感は驚くほどないのです。ダンロップなんかだと私には少し大きいのもあったりするんですけど、このMaster8はダンロップくらいか、下手すりゃダンロップより少し大きいくらいなのに違和感を感じない。不思議ですね。


厚みとサウンドの傾向は一般的なそれと同様で、薄い方がトレブリー、厚い方がふくよかなサウンド。とは言え他のブランドのピックに比べたら同じ厚さならこのマスター8の方かトレブリーですね。


いやぁ、人気が出るのも納得のピックですね。どうも日本人の方々の作ったピックだそうで、素晴らしい。