こんにちわ、ギタリストの浅見出です。
今回の機材紹介はウクレレ。
T’s Ukuleleの、
SM-3K/pf
と、言うモデルです。まあ、見た目だけで分かる人には分かる、マーチンの3Kレプリカですね。しかし、そこは日本製、丁寧な作りで素晴らしいです。
まずこのモデル、pfとあるのは、
プレミアム・フィギュアード
の略、との事で、まあ美しいフィギュアード、いわゆる虎目が出ているのです。まあ、私はフィギュアードと音質の関係性みたいなものはあまり分からないし、出た音が大事なのでスペック自体にはほとんどこだわりはないのですが、それでも見た目が美しいに越した事はないですよね。
さらに、レプリカではあるけどやはりstyle-3のデザインは素晴らしい。出音が1番なのは間違いないですが、まあ、楽器それぞれの顔ってのもあるじゃないですか。それも必要なのですよ笑
これは3Kなので木材はもちろん、コアです。なのでサウンドはやはりコアらしい、カラッとして明るい音色。マホガニーの方が甘くてジャジーなサウンドとかは出しやすいのかもしれないですが、カラッとして多少トレブリーな方がダイナミクスへの反応が良いような感じもありますよね。
何よりこのウクレレ、サウンドが素晴らしいんですよね。購入したのは多分10年近く前ですが、当時お店でいくつか試奏して、国産のプレイアビリティと美しい木材のサウンドにほとんど一目惚れで買ったのを覚えています。嬉しいのは音の評判もかなり良いこと。
別にマホガニーのコンサートも所有していて、そちらも弾きやすいのですが、私はギタリストでもあるので、ウクレレを弾くのならギターにはない部分、ウクレレらしい部分を感じながら大切に演奏したいし、そうする方が好きです。なのでシンプルなペグやブリッジのものの方が私の思うウクレレらしさを感じるし、あまり先進的な機構(ギアペグや駒のブリッジとか)だと、サウンドに深みは出るけどその分ギター的なサウンドに近づいて、「それならギターを弾けばいいかな」とかって思ってしまうのです。
そういう意味でこのウクレレは私にとってとても良いバランスの楽器。
シンプルで、良い木材が使われて丁寧に作られて、この古き良き作りのウクレレで先進的なものまでなんでも弾きたい、と思うのです。
これを手に入れた時、なんとなくウクレレはもう買わなくてもいいかな、と思ってしまった楽器です。
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