ギターだけじゃないけど、姿勢が大事

こんにちは、ギタリストの浅見出です。


10年以上前から良く考えている、と言うか、ギタリストはみんな常日頃から考えていると思うんですけど、改めて姿勢って大事だよなぁ、と最近思っています。


レッスン仕事なんかでも生徒さんには良く指摘したりしているんですけど、自分の演奏、練習でも未だに気づく事がある。


ギタリストはどうしても腕や手ばかりに注目しがちですけど、やはり大事なのは上半身、そしてそれを支えるのは下半身なんですよね。立っている場合は2本の足で、座っている時は自分の足と椅子の足全てで均等に上半身、腰、と言うか骨盤を支えるイメージ。


そして上半身は自然に背筋が伸びている感じ。せっかくギターが良い位置で抱えられていて、右手、左手ともに良いポジションに配置出来ていても、上半身が変な位置にあると腕が不自然な姿勢になっていて、上手く動かなかったりしますからね。


前に別のところでも書いた事もあるけど、下半身については腰痛とも直接関係していると思うわけです。実際、私も足台で少し腰を痛めた事があります。これも足台を使う事で腰に均等に上半身の体重が乗らなかった所為ですね。


結局のところ、大事なのは身体がリラックスしてシンプルな状態で、そこに自然にギターがある、って事なんですよね。まあ、それが一番難しいわけです。ほとんど全てのギタリストは弦を押さえる際、実際に必要な力以上に力をかけている、と本で読んだ事もあります。脱力は永遠のテーマ。


全部出来るようになりたい。