ハーモニックマイナースケールとV7その2〜第二十八回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


5番目のコードをセブンスにするためにひとつ音を変化させて、その結果出来たハーモニックマイナースケール、みなさんご理解出来たでしょうか?


マイナーキーのツーファイブは


IIm7(5)-V7-Im7


に、なるんですね。

AmキーだとBm7(5)-E7-Am7


そして大事な事が前回最後の言葉です。


以下。


ただし変わるのは5番目のセブンスコードV7Amキーで言えばE7の時だけです。それ以外ではナチュラルマイナーのダイアトニックコードを使っている以上、スケールはナチュラルマイナースケールのままですから注意してくださいね。


ここまで。


これ、当たり前のようですが、要注意です。コードが変わったならその変わったコードの時しかスケールも変わりませんね。つまりマイナーキーはその変わったV7一瞬だけスケールが変わったりするわけですね。


さて、前置きが長くなりましたが今回は他のキーでも見てみましょう!


例えば、Gmキー。


Gナチュラルマイナーキーのダイアトニックコードは、


Gm7

Am7(5)

BM7

Cm7

Dm7

EM7

F7


これの5番目のコードをセブンスコードに変えます。


Dm7を、D7に。


これで元のナチュラルマイナーキーのIIm7(♭)と合わせて、


Am7(5)-D7-Gm7


これで、


IIm7(5)-V7-Im7


さらにGナチュラルマイナースケールが、

GABCDEF


これの7番目の音を半音上げて


GABCDEF#


これでGハーモニックマイナースケールの出来上がりですね。


もう一つ、Dマイナーキーだと、


Dナチュラルマイナーキーのダイアトニックコードが、


Dm7

Em7(5)

FM7

Gm7

Am7

BM7

C7


これの5番目のコードをセブンスコードにして、


A7


ナチュラルマイナーのダイアトニックコードと合わせてツーファイブにすると、


Em7(5)-A7-Dm7


Dナチュラルマイナースケールは、


DEFGABC


なので、その7番目を半音上げて、


DEFGABC#


で、Dハーモニックマイナースケールと、なります。


はい、ここで気になるのはDハーモニックマイナースケールにはフラットとシャープが混在してるー!って問題ですね。前に私はシャープのキーにはシャープだけ、フラットのキーにはフラットだけ。アルファベットはひとつずつしか使わない。って書いたんですが、これは違いますね。フラットとシャープが混在してます。


これはハーモニックマイナースケール自体がセブンスコードを作るために無理矢理作ったスケールなので仕方ない、と言う事です。あまりに人工的だと無理が出てくる笑。この辺はいつかやるであろうディミニッシュコードなんかにも言える事なので、あくまで例外!として捉えておいて下さいね。


まあ、このハーモニックマイナースケール、無理矢理7番目の音を半音上げてしまったので、よく見ると6番目と7番目の音が不自然に離れてるんですよね。。音程にして増2度。これ、増2度って結局のところ短3度と同じですからね。演奏してみると分かりますがちょっと離れ過ぎて不自然と言うか異様な感じがしますね。


んー。


また、音を変えて作るかな笑


続く笑


とりあえず問題も。


マイナーキーのツーファイブ、IIm7(5)-V7-Im7と、ハーモニックマイナースケールのスケール音を書いて下さいね。


Cm

Em

Bm

Fm


では、また!


浅見音楽教室では音楽理論のレッスンもしています。お問い合わせはお気軽に、下からどうぞ!


ギター教室・ウクレレ教室・トレス教室・ドラム教室・パーカッション教室等もお問い合わせからお気軽に。