ナチュラルマイナースケールその1〜第二十四回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


今回からマイナーキー!


メジャーキーの時と同じようにマイナースケールを元に作られているのがマイナーキーですね。


そう、メジャーキーがあったようにマイナーキーがあり、メジャースケールがあったように、マイナースケールもあるのですよ。ただしマイナースケールは3種類あるので注意!


今回はそのうちの1つ、ナチュラルマイナースケールと言うのをご紹介します。


その前にまたまたメジャースケールのお話なのですが、例えばCメジャースケールの音で、スタート地点を変えるだけで響きになんとなく違いがあるのって気づきましたか??


Cメジャースケールはもちろん、


CDEFGAB


でしたよね。


この音は何も変えず(シャープやフラットは付けず)、スタート地点を変えるのです。


例えば、


EFGABCD


なんだか暗くてエキゾチックな雰囲気?


例えば、


GABCDEF


明るいけど何かおさまりが悪いような??


ね、雰囲気が違うんですよね。


実はこれらスタート地点の違いごとにそれぞれ別のスケールの名前が割り当てられていて、これをコードスケールやモードスケールなんて言ったりするわけなのですが、それはまた別の話。別の機会をお待ち下さいね。


で、ナチュラルマイナースケールもこの種類の1つなのです。


メジャースケールの


6番目の音


からのスタートです。


Cメジャースケールで言うと、Aの音。


ABCDEFG


これが、ナチュラルマイナースケール。Aから始まるので、


Aナチュラルマイナースケール


と、言います。メジャースケールの時と変わりませんよね!響きはどうでしょう?やはりマイナーと言うだけあって暗い感じかな。人によって感じ方は違うと思いますが、暗いと言う人が多いですよね。


ナチュラルマイナースケールはたったのこれだけ。


メジャースケールの6番目の音をスタート地点に。


その音が長6度になる音程を探せば良いわけですね。長6度下、もしくは短3度上のメジャースケール。音程がアヤシイ方はこの理論講座のタグから過去の音程編を読み返して下さいね。


では、また!


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