四声のダイアトニックコードその2〜第二十一回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


四声のダイアトニックコード、いかがですか?今まで読んできたみなさんならもう簡単ですよね?

今回は他のキーでもみてみましょうね。


まずはやはり、おさらい。


Cメジャーキーのダイアトニックコードは、


CM7 Cメジャーセブンス

C E G B 完全1 3 完全5 7

トニック


Dm7 Dマイナーセブンス

D F A C 完全1 3 完全5 7

サブドミナント


Em7 Eマイナーセブンス

E G B D 完全1 3 完全5 7

トニック


FM7 Fメジャーセブンス

F A C E 完全1 3 完全5 7

サブドミナント


G7 Gセブンス

G B D F 完全1 3 完全5 7

ドミナント


Am7 Aマイナーセブンス

A C E G 完全1 3 完全5 7

トニック


Bm7(5) Bマイナーセブンスフラットフィフス

B D F A 完全1 3 5 7

ドミナント


でした。

ポイントはメジャースケールの最初の音から


メジャーセブンス

マイナーセブンス

マイナーセブンス

メジャーセブンス

セブンス

マイナーセブンス

マイナーセブンスフラットフィフス


と、続くこと。そして、コード機能は三声の時と何も変わらないことです。


なのでそのまま他のキーでもそのメジャースケールの音に当てはめるだけなわけです。


例えばGメジャーキーだと、


スケール音が、GABCDEF#


これにコードを付けると、


GM7 メジャーセブンス

Am7 マイナーセブンス

Bm7 マイナーセブンス

CM7 メジャーセブンス

D7 セブンス

Em7 マイナーセブンス

F#m7(5) マイナーセブンスフラットフィフス


と、なるわけです。


Eメジャーだと?


EFGABCD


これにコードを付けると、


EM7

Fm7

Gm7

AM7

B7

Cm7

Dm7(5)


ですね。


Aメジャーキーだと、


AM7

Bm7

C#m7

DM7

E7

F#m7

G#m7(5)


と、なります。


簡単!考え方は三声のダイアトニックコードと何も変わりませんね。


そして何よりもコード機能は三声でも四声でも変わらないってこと!


もしあなたが作曲をするならその状況に応じて三声と四声を使い分ければ良いわけです。最初は三声でCだけど、次は四声のAm7、みたいにね。


もしあなたがプレーヤーなら、CメジャーキーでCと書いてある時にパッとCM7を演奏してしまっても問題ないわけです。


ただしこれらはあくまで理屈の部分!


より良い響きをする方を選択する判断力が大事ですから、理屈ありきにならないようにご注意下さいね。


はい、問題!


四声のダイアトニックコードとそのコード機能を書き出して下さいね。


Bメジャーキー

Dメジャーキー

Eメジャーキー

Aメジャーキー


それでは、また!


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