三声のダイアトニックコードその1〜第十五回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


今回からついにコードです!

ようやく曲の分析や作曲に少しずつ使えるかも??なので、じっくりゆっくり取り組んで下さいね。


まず、コードとは3種類以上の音の集まりの事を言います。2種類は音程ですよね。


そして一番シンプルなコードの作り方は3度堆積で作る方法です。名前の通り3度ずつ音を積み重ねて行くわけです。


例えばCメジャースケールの音の中だと、


C3度はE、そのE3度はGですね。


ポイントはCメジャースケールならCメジャースケールの中の音だけで作る事。その結果が長3度でも短3度でも良いわけです。


すると、7通り出来ますね。


C E G

D F A

E G B

F A C

G B D

A C E

B D F


さらにこの7通りのコードをグループ化してみます。


まずは、


C E G

F A C

G B D


この3つのコードは全て同じ音程!長3度と短3度。これを、


メジャーコード


と言います。


次に、


D F A

E G B

A C E


これらは全て短3度と長3度。これを、


マイナーコード


と、言います。


そしてもう1つが


B D F


これは短3度と短3度ですね。これを、


ディミニッシュコード


と、言います。


これらコードの最初に始まりの音名を入れてコードネームにするわけですね。


つまり、


メジャーコードは


Cメジャー

Fメジャー

Gメジャー


マイナーコードは


Dマイナー

Eマイナー

Aマイナー


ディミニッシュコードは


Bディミニッシュ


と、言います。


書き方はメジャーコードの場合は何も書かず始まりの音(ルート音)のみ。


C

F

G


マイナーコードは小文字のmを付けます。


Dm

Em

Am


ディミニッシュコードは小文字でdimを付けます。


Bdim


これら、メジャースケールから出来るコードの事をダイアトニックコードと言うわけです。


メジャースケールからだけで7通り、3種類のコードが出来るのです。


次回はこれら三声のダイアトニックコードをより詳しく見ていきましょう。


では、また。


浅見音楽教室では音楽理論のレッスンもしています。お問い合わせはお気軽に、下からどうぞ!


ギター教室・ウクレレ教室・トレス教室・ドラム教室・パーカッション教室等もお問い合わせからお気軽に。