メジャースケールその4〜第十ニ回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


ここのところ毎日更新していますが結構熱心に読んで下さっている方が多くて驚きです。嬉しい限り、感謝感謝です。毎日更新はいつまで出来るか分かりませんが、出来る限り頑張りますのでお楽しみにどうぞ。


前回までのメジャースケールの作り方は分かりましたか?

今回はそれぞれのメジャースケールの距離感についてやってみようと思います。


まず、全てのメジャースケールを書き出してみましょう!


Cメジャースケール

CDEFGAB


Dメジャースケール

DEFGABC


Dメジャースケール

DEF#GABC#


Eメジャースケール

EFGABCD


Eメジャースケール

EF#G#ABC#D#


Fメジャースケール

FGABCDE


F#メジャースケール

F#G#A#BC#D#E#


Gメジャースケール

GABCDEF#


Aメジャースケール

ABCDEFG


Aメジャースケール

ABC#DEF#G#


Bメジャースケール

BCDEFGA


Bメジャースケール

BC#D#EF#G#A


と、12種類です。

なぜ、Aメジャースケールであって、G#メジャースケールじゃダメなの??と、言うのは、G#メジャースケールにしてしまうとシャープが7個を越えて付いてしまうからですね。ダブルシャープとか、そういう世界です。なので、一般的にはこの12種類。ただし、F#メジャースケールのみ、Gメジャースケールでも同等に使います。


Gメジャースケール

GABCDEF


理由はどちらも臨時記号が6個だからですね。


さて、これら12種類のメジャースケールのそれぞれの距離感を測ってみたいと思います。やり方は簡単。共通した音が一番多いのが近い距離。少ないのが遠い距離ですね。


例えば、CメジャースケールとGメジャースケールはFがシャープするかどうかの1つだけの違いなのでかなり近い距離だと言えます。


逆に、F#メジャースケールなんてシャープが6個もあるのでCメジャースケールとはほぼ音が違いますよね!


これが、各メジャースケールの距離感になります。


そろそろ理論的な内容になってきました笑!


よく言うキーですが、これはこれらメジャースケールを中心に出来た曲やメロディの事を言います。


Cメジャースケール中心で出来た曲なら、


キーCメジャー


Fメジャースケール中心で出来た曲なら


キーFメジャー


なんて言います。略してキーCとか、メジャーは省略される事も多いですね。


また、途中で中心になるメジャースケールが変わる事を転調と言います。この言葉はほとんどの人が聞いたことありますよね?


さて、今日はここまで。


次回はその距離を実際に測っていきましょう!


ではまた!


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