メジャースケールその3〜第十一回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


メジャースケールは分かってきましたか?どのメジャースケールにシャープがいくつ、とか、フラットが1つ増えるごとにスケールの何度のところに付く、とか、暗記も必要な時はありますがまずはそれぞれの音程をじっくりと理解して下さいね。


と、言うわけで今回も引き続きメジャースケールを作っていきましょう。


Aメジャースケールの場合は、


ABCDEFGだと、


A-B 全音

B-C 半音

C-D 全音

D-E 全音

E-F 半音

F-G 全音

G-A 全音


と、全半全全半全全なので、

CをシャープするとB-C#が全音、C#-Dが半音で、まずEのところまでで全全半全まで。次にFをシャープすればE-F#で全音になるけど、その次がF#-Gで半音になってしまうのでGもシャープすると、F#-G#で全音、最後もG#-Aでになって


ABC#DEF#G# 全全半全全全半


ちゃんとなりました!


ではEだと??


まず、Eって言っているくらいなので、初めからフラットついてますね!


EFGABCD


全全全全半全全


むむ。まず、全全半にするには、4つ目のAをフラットにしましょう。すると、G-Aで半音になるけど、A-Bが短3度と開きすぎちゃいますね!なのでBも♭して、


EFGABCD


お、これだけでうまいこと全全半全全全半になってますね!


別のやり方も。


Eメジャースケールの場合だと、


EFGABCD


今度はEからの音程で見てみましょう。メジャースケールの場合4度と5度は完全音程、それ以外は長音程だったので、Eからだと、


4度のA5度のBはともに完全音程になってますね。


残りは、、、


F 2

G 3

C 6

7


見事に全部短音程なので、まとめて全てシャープをつけちゃいましょう笑!


すると、


EF#G#ABC#D#


ちゃんとEメジャースケールになりました。もちろん全全半全全全半にもなっていますよ。ご確認下さいね。


では、もう1つくらい。


Aメジャースケールの場合


ABCDEFG


4度のDが増4度なので半音下げてD5度のEもも増5度なので半音下げてE


残りは


B2度、C3度、F6度、G7

 なので、Bだけフラットすれば全て長音程になりますね。


ABCDEFG


で、Aメジャースケールの出来上がり。


いかがですか?


全全半全全全半を使っても、

長音程と完全音程にするのも、どちらも良いですので、やりやすい方法を使って下さいね。


では、問題


Bメジャースケール

Dメジャースケール

Gメジャースケール

Gメジャースケール


それぞれ作ってみて下さいね。


それではまた次回をお楽しみに!


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