音と音の距離その5〜第七回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


今回は一気に5度、6度、7度といってしまいましょう!

今までのペースからするとものすごいスピード感ですがご安心を。567度はちょっとしたコツで簡単に数えられるんですよ。それには今までやった4度までの知識が肝心。


それでは行ってみましょう!


今回の考え方で大事なのは、567度を真面目に1度から数えて行くよりも、もはや1度ほ1オクターブ上の音の方が近い。って、事です。


どういうことかと言うと、


例えばCからAだと、


CDEFGA


と言うように6度で、そこから長なのか短なのか、それとも完全なんだったっけ??とか、考えてしまうのですが、


それよりも、CからAではなく、ひっくり返して


AからCにすると、


ABC


で、3度、それも短3度!ってすぐ分かるんですよね。


これを使うわけです。やり方は簡単。


長短音程の場合は、

ひっくり返した度数を9から引いて、長と短を逆にする。


完全音程の場合は、

ひっくり返した度数を9から引いて、完全は完全のまま。


増減音程の場合は、

ひっくり返した度数を9から引いて、増と減を逆にする。


はい、これだけ。


先ほどのCからAだと、ひっくり返したAからCは短3度でしたので、9から3を引いて6度、長と短を逆にして長6度。


CからAは長6度なんですね。


他にも例をば。


FからEは、ひっくり返したEからFが短2度。9から2を引いて長短ひっくり返すので、長7度。


GからDは、ひっくり返したDからGは完全4度。9から4を引いて完全はそのままなので、完全5度。


DからBは、ひっくり返したBからDは長3度。9から3を引いて長短ひっくり返すので、短6度。


BからFは、ひっくり返したFからBは増4度。9から4を引いて増減ひっくり返すので、減5度。


いかがですか?

1度から4度までバッチリなあなたならどうって事ないですよね??

1度から4度が不安な方は焦らず前の記事を読み返して、繰り返し覚えて下さいね。


音に使うアルファベットの種類はCDEFGAB7種類だけだったので、7度まででひと段落。8度からは一周したあとの世界なのでもう簡単。その7度までも実質4度まで数えられたらひっくり返せば、あら簡単。


この7度まではコードなんかにかなり良く入ってくるのでぜひしっかりと。


では、問題。


EからCの音程は?

BからGの音程は?

BからFの音程は?

CからBの音程は?

AからDの音程は?


次回はいよいよ8度以降、お楽しみに。


では、また!


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