みなさんこんにちは、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。
前回から始まりました音楽理論講座、好評のようで嬉しいです。不定期なのでのんびりですが、本当に初歩の初歩からやるつもりなので気軽に、気長に、お楽しみ下さいね。
第二回の今回はシャープとフラット。始まり始まり～。
まず単純に。
シャープ→#→半音上がる
フラット→♭→半音下がる
これだけ。
実は前回やった音名、CDEFGABにはそれぞれ間にまだ音があったのです。例えばCとDの間の音、そこには困ったことに固有の決まった名前がないのですよ。なので仕方なく、CとDの間の音のことを「Cの半音上の音=C#」、もしくは「Dの半音下の音=D♭」とか言わないといけないんですね。結局C#もD♭も同じ音なんですね。
我が浅見音楽教室の最寄り駅、市川駅のことを「本八幡駅の１つ先」、もしくは「小岩駅の１つ手前」なんて言うのと同じなのです笑
１つ先はシャープ#、１つ手前はフラット♭、とみなさん自身の最寄り駅を絡めて覚えて下さいね。
ただし１つだけ大きな注意！
EとF
、
BとC
これらの音の間にだけは音がないんですねぇ！
なのでE#は結局Fと同じ音だし、C♭は結局Bと同じ音になってしまうのです。
これだけ覚えれば初歩の初歩のシャープとフラットはじゅうぶんですね。
おさらい。
CDEFGABの音の間にはまだ音がある。言い方はCの半音上=C#、とか、Bの半音下=B♭なんて言い方をする。
けど、EとF、BとCの間にだけは音がない！
はい、つまり音は全部で
CDEFGABの7音と、
C#、D#、F#、G#、A# = D♭、E♭、G♭、A♭、B♭の5音
全部で12音しかないのです。
あかさたな～より、ABCのアルファベットよりはるかに少ないのでさっくり覚えてしまって下さいね。
EとF、BとCの間だけ注意。
では、ここで問題です。
FとGの間の音は？
DとEの間の音は？
それぞれシャープとフラットで答えて下さいね。
それでは、また次回をお楽しみに！